スペイン留学をする際に、学生ビザの申請と同時に保険に加入する必要があります。
しかし、滞在期間が90日以下の場合は学生ビザの発行が不要のため、保険加入は必須ではなくなります。

海外保険は、現地での病院代や荷物の損失、損害賠償や死亡保険など幅広い内容が組み込まれています。
普段は健康な人も、国や気候が違えば体調を崩したり、思わぬ怪我をすることは十分にありえます。
そんな時、病院で少し診察してもらっただけでも保険がなければ何万円も失うことになりますが、保険に加入しているとそれが無料、もしくは何割か減額されます。
留学の間は慣れない海外生活が続くため、もしもの時の備えを海外保険が担っているため、とても大切なものになります。

基本的には自由に保険会社を選び、加入することができます。
保険会社によってプランや料金が異なりますが、選び方のポイントとしては「どのくらいの期間・何の保証をメインにするか・内容に見合った料金」を確認することです。
短期留学ならまだしも、1年以上の長期留学となると、保険料は何十万円?かかることになります。
決して安い額ではないため、自分が持っておくと安心できる内容の保険を選ぶようにしましょう。
どうせ怪我や入院なんてしないと思っていても、予期せぬ事態は急に起こります。
せっかく高い費用を払うものなので、しっかりと考えましょう。

大手旅行会社のJTBグループと大手損害保険会社のAIGグループが合併してできた制度で、世界55都市、300箇所の病院で、日本語対応可能な治療を受けることができます。
個人損害責任や生活用動産、急な帰国を要する場合の緊急一時帰国費用の免除など、幅広いサービスを提供しています。

留学・ワーキングホリデー・駐在出張・長期海外旅行など、個人にあった条件から最適なプランを見つけることができます。
幅広いサービスのほか、費用を抑える点にも力を入れているため、保険料が心配な方にオススメです。

海外保険業界では有名な会社で、世界約80カ国以上での利用が可能です。
大手で多くのノウハウがあるため、安心した手厚いサービスを受けたい方にぴったりです。

長期旅行や留学、ワーキングホリデーでは最長2年間の契約が可能です。
その他、海外出張や駐在にも適したプランが用意されています。個人・家族・カップルなど、他の会社にはない独自のプランもあります。

自分で必要なプランを組み合わせ、オリジナルのものを作ることができます。
留学生専用のプランでは、留学生活によくあるトラブルを中心にサポートをしてくれます。

保険会社の選び方は先ほどお伝えした通りですが、それでも似たり寄ったりなプランに悩んでしまう人も多いかと思います。
どうしても決められない場合は、「留学エージェントと提携している保険会社に加入する」のがおすすめです。
多くの方は留学エージェントを利用すると思いますが、ビザを申請する時と同時に海外保険も紹介してくれます。
ほとんどが大手の会社で安心できるプランを提供しており説明も受けられるため、自分で決められない場合そのまま加入するのが簡単です。
ただし、中には相場以上の金額で契約させようとするエージェントも存在すするため、あまりにも高い金額なら一度調べてから検討することをおすすめします。

加入したら安心してしまう保険ですが、一番大切なのは「いざという時、どのように使うことができるか」という点です。
怪我や病気は突然やってきます。
その時、保険はあっても使い方がわからなかったり、何の保証が適用されるのか知らなかったりすると、受けられる治療も受けられないことになってしまいます。
海外保険に加入したら、必ず内容と使い方を確認しておきましょう。

例えば現地で風邪を引き、病院にかかるとします。
お会計では、加入している保険を証明できるものの提示（カードなど）で無料になるか、減額された額を支払います。
また、その場では全額支払い、帰国してから保険会社に申請してお金が戻ってくるパターンもあります。
現地の小さな診療所や、風邪などの軽度の病気には海外保険が使えない場合もあります。

今回ご紹介したように、スペインに留学をする際の保険会社は自分で自由に選ぶことができます。
留学をするにあたり、ほとんど必須で加入する必要がある海外保険ですが、実際には加入した後の方が大切です。
せっかく自分を守ってくれる制度を理解していなかったり知らなかったりすると、後々大変なことになりかねません。
海外で命や財産を守ってくれる大切な保険なので、ぜひしっかり検討して最適なプランを選んでください。